三枝明夫
■第1回―コムニタス概念を手がかりとして
⚫コムニタスとは?
⚫リミナリティ(境界性)
⚫構造と反構造
■第2回-竹内芳郎によるコムニタス論の文化記号学的解釈―その1
⚫コムニタスとしての近代革命
⚫始原の狂気の補填としての文化
⚫コムニタス、それは、能産的コスモスとしてのカオス
⚫革命が 反革命に転化するのは宿命か?
■第3回――竹内芳郎によるコムニタス論の文化記号学的解釈―その2
⚫ 歴史の原動力となってきたコムニタスの、一つの型
⚫ たったひとつのひと続きの永続革命史と、その行き先
⚫ コムニタスの主体
⚫ ルンペンプロレタリアート的主体とアジール
⚫ 容中律と弁証法
⚫ 境界的主体
■第4回――イントラ・フェストゥムとコムニタス―その1
⚫ドストエフスキーのアウラとエクスタシー
⚫第三の「狂気」
■第5回――イントラ・フェストゥムとコムニタス―その2
⚫生きる主体と出会えない、自然科学的生物学的精神医学の限界
⚫人間の「生物学」的次元を捨象してしまう精神病理学
⚫「主体が主体と出会う」精神医学
⚫呪術とイントラ・フェストゥム